話せない家族が、話せるようになる60分ワークショップ

介護は、突然始まります。
でも、「準備」とは制度やモノのことだけではありません。
いま話せるうちに、家族で“心の準備”をしておくこと。
それが、後悔を減らす最初の一歩です。
このワークショップについて
「親の介護、いつか話さなきゃと思っている」
「でも、どう切り出せばいいかわからない」
そんな方のための、やさしい家族会議の練習時間です。
スマートフォンでアクセスできる「会話のたねナビ(ただいまおかえり)」を使い、
自分に合った“問い”を見つけ、実際にペアで会話を体験します。
さらに、演技指導者(インプロ講師)とともにロールプレイ形式で、
「どう話せば相手に伝わるか」「どう聴けば心がほどけるか」を体験的に学びます。
プログラム(約60分)
0〜10分 導入:「介護の前にできること」についての共有
10〜20分 スマホで「会話のたねナビ」体験(タイプ診断)
20〜50分 演技指導者によるロールプレイ体験(話す・聴く練習)
50〜60分 ふりかえりとシェア:「話してみてどう感じたか」
対象者
・親の介護や老いが気になっているが、まだ話せていない方
・家族やパートナーと、将来のことを自然に話したい方
・「いつか話そう」と思いながら、話題を避けてきた方
・医療・介護職として、家族との対話支援を学びたい方
参加すると得られること
・介護の話をどう始めればよいかの具体的なきっかけがつかめる
・家族との“気まずさ”をやわらげる話し方・聴き方を体験できる
・ACP(人生会議)を“特別な話”ではなく“日常の会話”として感じられる
・自分や家族の「大切にしたいこと」に気づける
このワークショップを開催するにあたって
「介護を前にした家族の会話」は、誰もが避けたくなるテーマです。
しかし、“話さなかった後悔”は、多くの人が抱える現実です。
このワークショップでは、話す勇気よりも、「話してもいい」と思える安心を育てます。
一緒に“やさしい家族会議”を始めましょう。
開催概要
日時:11月2日(日)12:00〜13:00
会場:日野市産業連携センター PlanT イベントスペース
参加費:無料(要申込)
持ち物:スマートフォンまたはタブレット、筆記具
定員:15名(先着順)