FUNERAL WEBSITE GUIDE

葬儀社サイトで
事前相談を増やす、
7つの見直しポイント。

結論から言うと、事前相談を増やすには、情報量を増やすよりも「自分に合うプランの選び方」「費用の決まり方」「相談すると何が分かるか」を、スマートフォンで迷わず読める順番にすることが重要です。

公開日:2026年8月21日執筆:丸野尚恵/株式会社aruima
葬儀社のホームページを情報設計の観点から見直すイラスト

なぜ、情報を増やしても相談につながらないのか

葬儀社のサイトには、会社案内、ホール、プラン、料金、供花、会員制度など、多くの情報があります。しかし、初めて葬儀を考える方が知りたいのは「自分の場合は何を選べばよいか」「最終的に何を確認すればよいか」「この会社に相談して大丈夫か」です。

情報が不足しているのではなく、提供者側の分類と、選ぶ人の疑問がずれていることが多いのです。以下の7点は、そのずれを直すための基本です。

POINT 01

プラン名より「選び方」を示す

家族葬、一日葬、直葬などの名称は、会社によって含まれる内容が異なります。名称だけを並べても、初めての方には比較できません。

同じ軸で示したい項目

  • 想定する参列人数
  • 通夜・告別式の有無と時間
  • プランに含まれるもの
  • 含まれないもの
  • 追加費用が発生する主な条件
  • どのような希望に向くか

「このプランがおすすめです」と決めるのではなく、判断するための軸を渡すことが大切です。

POINT 02

料金より「費用の決まり方」を示す

葬儀費用は、人数、式場、安置日数、搬送距離、返礼品などで変わります。最安価格を大きく見せるだけでは、後から金額が変わった時に不信につながります。

Webでは、基本プランに加えて「変動する費用」「事前相談で確認できること」「見積書を見る時のポイント」を説明すると、価格の透明性を伝えやすくなります。

POINT 03

会社の強みを具体的な行動で伝える

「地域密着」「心に寄り添う」「安心のサポート」だけでは、他社との違いになりません。強みは、担当者が実際に行っていることとして書きます。

抽象的な表現

ご家族に寄り添い、丁寧にサポートします。

具体化した表現

打ち合わせでは、決める項目を一度に詰め込まず、今日決めることと後で決められることを分けてご案内します。

現場で当たり前に行っている工夫こそ、選ぶ人にとって重要な判断材料になります。

POINT 04

事前相談の中身を見える化する

「お気軽にご相談ください」だけでは、何を話すのか、営業されないか、どのくらい時間がかかるのか分かりません。

掲載したい情報

  • 相談で確認できること
  • 所要時間と相談方法
  • 準備が必要なもの
  • 家族と一緒に参加できるか
  • 相談後に持ち帰れるもの
  • 契約や入会をその場で決める必要があるか

POINT 05

よくある質問を営業情報として使う

FAQは検索対策のために数を増やすのではなく、電話や相談の現場で本当に聞かれる質問に答えます。「深夜でも迎えに来てもらえるか」「会員でなくても依頼できるか」「自宅安置が難しい場合はどうするか」など、行動直前の疑問ほど重要です。

質問に対する短い結論を先に書き、その後に条件や例外を説明すると、人にもAI検索にも理解しやすい構成になります。

POINT 06

スマートフォンの相談導線を短くする

緊急時も事前検討時も、多くの方がスマートフォンで閲覧します。電話番号やフォームを目立たせるだけでなく、「急ぎの連絡」と「事前相談」を分けることが重要です。

ボタンを押した後の入力項目が多すぎないか、入力エラーが分かるか、送信後に何日以内に連絡があるかまで確認します。

POINT 07

地域と専門性を明確にする

対応地域、式場、搬送、地域の慣習など、実際に対応できる範囲を具体的にします。また、代表者や担当者の経験、資格、取り組み、地域活動を示すことで、運営主体と専門性が伝わります。

会社名だけでなく「誰が、どのような経験をもとに支援するか」が見えることは、検索でも相談でも信頼の土台になります。

まとめ:相談につながるサイトは、判断材料を渡している

葬儀社サイトの役割は、すべてをWebだけで決めてもらうことではありません。選ぶ人が自分の状況を整理し、相談で何を確認すればよいか分かる状態をつくることです。

プラン、料金、強み、相談内容、よくある質問を「選ぶ人の疑問の順番」に並べ直すと、Webサイトは会社案内から相談の準備を支える営業ツールへ変わります。

WEBSITE REVIEW

自社サイトの課題を、
一緒に整理します。

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